義歯（入れ歯）
よく噛めることを第一に考えた入れ歯治療
患者さん一人ひとりの状況に応じて素材の選択やインプラントとの比較を行い、患者さんに適した診療計画をご提案します。
義歯（入れ歯）には様々な素材でつくられるものがありますが、保険診療の範囲内で作成したものだとしても、印象（型取り）をしっかり取ったものであれば自然歯に近い噛み心地を得られます。
しっかり噛めることから、噛む骨に力が伝わり、その結果「固いものでもおいしく噛むことができる」「多くのものを食べられるため栄養が摂れる」「様々な食材を食べられるようになるため胃腸が丈夫になる」「多種多様な食事を楽しめるため、免疫機能がアップする」など、健康な身体づくりにもつながります。
当院の入れ歯治療
入れ歯づくりの手順
【STEP1】印象（型取り）
入れ歯の裏側（粘着面）、入れ歯の表側（研磨面）を形成するためにお口の型を取ります。
【STEP2】咬合採得
専門の装置を使って噛み合わせを補正します。
【STEP3】試適、補正
歯を仮に並べて試します。笑ったときの歯の見え方や噛み合わせをしっかりチェックします。
【STEP4】装着、調整
入れ歯を実際に使用してみて、不具合があれば調整します。
入れ歯の種類
部分床義歯
一部の歯が欠けた場合に作る「部分入れ歯」です。健康な歯にバネを引っ掛けて固定するため、健康な歯に負担がかかります。
全部床義歯
全ての歯がない場合に作る「総入れ歯」のことです。様々な素材の中から、患者さんのご希望や口の中の状態に合わせたふさわしいものを選択します。
入れ歯メニュー
レジン
保険診療の範囲で作れます。食べ物の温度を感じにくく、耐久性があまりよくないので数年おきの作り替えをおすすめします。
チタン床
厚みがないため違和感を覚えにくく、発音しやすい入れ歯です。主に上顎の入れ歯に使います。食べ物の温度を感じやすいため、食事を美味しいと感じられます。また、金属アレルギーの方も使用できる可能性があります。
コバルト床
熱伝導率に優れているため、食べ物の熱さや冷たさを感じることが可能です。耐久性があり、長期間の使用を視野に入れることができる入れ歯です。
インプラント・オーバーデンチャー
現存している歯やインプラントの上に入れ歯を作る方法です。通常の入れ歯はお口の粘膜で支えますが、インプラント・オーバーデンチャーは現存歯やインプラントで支えます。
インプラントで固定されるので、粘膜だけで支える通常の入れ歯よりしっかり噛めるメリットがあります。また、総入れ歯・部分入れ歯に適応できます。健康な歯を保存できるため、おすすめの方法です。
